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「世界一辛いカレー」by「サフラン Saffron」池袋

2012. 6. 2 Saturday

http://www.saffron-dining.com

 

*** 写真 & 文章 by 次女 Asuka ***

 

これは予想外に出会った体験。もし姉妹と一緒だったら番外編どころか本番としてレポしたい程の価値。だが一緒に食したのが Mr. 辛友だったので、残念ながら寄り道編と表記させて頂く。せめて女装してくれてたらね(違うか)。

 

『世界一辛いカレー』について初めて教えてもらった時、興味は持ったがその時は未知の辛さに挑戦する心の準備がなく、 店の前までは行ったのだが、結局その近くの別のインドカレー屋さんに行ったのだった。
けれどその後も気になっており、リサーチしてみる。
口コミを読む限り、そんなに辛そうではないなぁ。ってか、美味しそう!
最近インドカレーにハマっていて、必要な香辛料は全て自宅に揃っていることもあり、つい最近カレー教室で基本を学び、ナン作りにも初めて挑戦!したので、このところ機会があるとインドカレー屋さんに行きたくなる(単なる激辛好きの変態だと思われている方、私はハーブとスパイスと自分の手料理を食べてもらうことをこよなく愛する料理人なのである)。
その料理教室でのカレー。インドではナンは普通に丸いんですって。

 

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『サフラン』の味を経験してみたい。ここのナンがどんな感じかも知りたいし。
という訳で、情報提供者のMr. 辛友に付き合ってもらい、出掛けてみました晴れた土曜の昼下がり。
レポをする意志がなかったので写真は殆ど撮らなかった。それ故外観は食べログから。場所は池袋東急ハンズのすぐ近く。

 

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あれ、ランチの看板が出ていない。週末はランチメニューがないのかな?『世界一辛いカレー』のサインも出てないよ。この間は出てたよね?と、一抹の不安に襲われる。
2Fの広い店内に入るとお客さんはたったの2組。池袋のランチ時間に、これは経営が厳しそう。
インド人のオーナーさんらしき紳士が直接オーダーを取りに来てくれる。早速尋ねるのは勿論例のカレーのこと。
「出来ますよ、ランチセットに出来るのは平日のみなので、夜のメニュー扱いになりますが。」
話を聞いてみると、半年前に経営が変わり、今は内容も味も違うんですって。以前の『世界一辛いカレー』は唐辛子使用だが、現在のものはあの『ナガ・ブート・ジョロキア』を使っている為、かなりパワーアップしているのだとか。
「とても辛いので、私は食べられません。」
流暢な日本語でさらりと言うオーナーさん。
ナニ〜!インド人でも食べられない辛さ!?この方がへなちょこなのか?いや、辛みやスパイスにかなり拘りを持っている様子からすると、そんなことはあるまい。
2年程前に完食したバージョンと違うと聞き、さっきまで「今日は普通に美味しいカレーを食べて、味を盗むんだもんね〜」とお気楽モードだったMr. 辛友の目が輝く!
「これは食べてみないと !」
実は大した覚悟も用意してなかった私、危険な香りを感じてちょいビビる 。まぁ、汗だくになっても大丈夫なようにハンカチタオルを持参しているが・・・
「世界一辛いカレーを2つ、ナンと一緒にお願いします。」
そして待つこと10分程で運ばれて来たのは、あれれ、凄いセット。

 

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2人一緒に挑戦することに感動でもしてくれたのか?特別にランチセットにしてくれた。単品1,200円の値段のままでサラダ、ナン、ご飯、とろとろりんのコーヒーゼリー、しかもドリンクまで。ありがとうございます!と大好きなアイスチャイをお願いする。
因みに平日のランチタイムのこのカレーはナン又はライスとドリンクが付いて900円。

 

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まずはナンを頬張る。アツアツモチモチ美味しい♡
そのナンを恐る恐るカレーにちょっとだけ浸し、ゆっくり口の中へ。おお、深い刺激が口中に広がる!
行脚の記念すべき第1回目の『ほたるレベル5』by『やぐら亭』に敵う驚きの刺激は、未だ無いしこれからも無いと思うが(あって欲しくない)、このカレーの刺激もなかなかのものである。
前に述べた料理教室で学んだのだが、 胡椒系の刺激と 唐辛子系の刺激の違いは即効性と持続性。カレーはどちらもバランス良く調合されているため、口の中ですぐに広がるビリビリした刺激感と、ずっと後を引く汗の出る刺激の両方を楽しめるという訳だ。


このカレー、何種類ものスパイスが実に上手く巧みにブレンドされている!


まじまじと観察すると、ものすご〜く細かい粉末状の赤いものが表面をびっしりと覆っている。ここまで細かく砕くと、カレー自体の舌触りに溶け込んで、唐辛子独特のあのじゃりっとした邪魔な舌触りもカレーのスパイスと追突する味も全くない。しっかり味の染みたチキンはやわらかく煮込まれていて美味。大きい塊のまま食べると一気にジョロキア攻撃に遭いそうなので、ナイフで細かく切り分けて。


クミンもシナモンもコリアンダーもいい塩梅であった。
大事なのはこの旨味と辛みのバランス。辛くするのは簡単、でも美味しさを保つのが物凄く難しい。
ハバネロやジョロキア系は時間差で胃に来るから、慎重にゆっくりと食べながら思ったのがそれだった。このバランスの追求が、私達の激辛行脚の真の意味である。


ご馳走様でした。

 

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時々心配そうに(面白そうに?)様子を見に来ていたオーナーが、私達の完食に嬉しそう。冷凍保存している現物のジョロキアを見せてくれる。
丸いのがジョロキア、長いのが一般的な唐辛子ね。

 

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『世界一辛いカレー』には、粉末状にしたジョロキアを小さじ3杯、25g使用するんですって。結構な量。
『ボスグレ』に奮闘したMr. 辛友はこのカレーは結構平気そうで、お腹の違和感もそんなになさそう。第2回行脚『ボスグレ』のハバネロ攻撃には結構平気だった私、今回は完食後の胃の違和感がかなり気になる。
普通を超えた激辛の世界、辛さや刺激の許容度は本当に人それぞれで面白い。誰がレベル上とか強いとかは一概には言えず、もっと深く複雑なもの。私はストレートな辛さに強いけれど、痺れ系がかなり強烈だと目眩が伴う。その点Mr. 辛友は痺れ系のスパイスがかなり得意。半端じゃない青花椒の爽やかな痺れで鍛えているのでしょう。

 

オーナーさんは楽しい方で、インドカレーのうんちくや自分の食材の拘りを話し始める。本物のインドカレーを作る為には高価な食材が必要になり、現在日本で広まっている安いインドカレー屋さんでは実は味わえないとか。例えばバターチキンは日本の殆どの店では本物の素材を使っていないんですって。
彼はナンに使う小麦粉も勿論拘るし、そして・・・
「うちのお米は富山産のコシヒカリを使っています!」
え〜〜日本米に拘るの!?そこはサフランに拘るんじゃないの、お店の名前だし!?超可笑しくて笑いたかったけれど、そこは頑張って真剣な顔で聞いていました。で、後で思い切り笑いました。

 

この日まで挑戦した10,127人中、我々が1,056と1,057人目。約1割の完食率ですね。

 

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シェフと写真撮影。完食した皆にサービスでやってあげてるらしい。
大量の汗&鼻水と格闘した割には、爽やかな笑顔の2人でした(笑)


そして頂いた証明書。早速フレームを買って部屋に飾る。

 

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美味しさと辛さのバランスという意味では、姉妹行脚にふさわしい場所なので、『サフラン』が7月の行脚場所になる可能性が十分ある。

えっ、ここでレポしちゃったのに!?と思うかもしれないが、私は恐らく日本一(世界一かは知らない)嘘をつけない/隠し事を出来ない不器用な人間で、初めて食しました〜なんてことは書いても絶対バレるので、『サフラン』に決まったらこの経験を踏まえた上での比較的なレポとさせて頂く。それも面白い。2枚目の賞状も自慢出来るし?

 

 
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