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「激辛頂点石焼麻婆豆腐」by「味覚 二号店」西新橋

2013. 9. 13 Friday

http://tabelog.com/tokyo/A1308/A130802/13158292/

西新橋のもう1つの支店『味覚』 --> http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13130295/

 

*** 写真 & 文章 by 次女 Asuka ***

 

ことの始まりは7月末に届いた3姉妹宛の一通のメールから。

 

「3 Spice Sisters 様

 

初めてご連絡させていただきます。 私、立教大学・高等学校の有志で結成した辛味党と言う仲間の集いを作って、都内の辛い料理の店を食べ歩いております。 先日鬼金棒の鬼殺しの試食会へ行かれた際のブログを拝見し、その他沢山の店での武勇伝も楽しく読ませていただきました。 行かれた店と我々が行った店が重複しているものもあれば、そうでない店もありましたので、是非皆様に数店ばかりお薦めしたいと思いメールさせていただいております。」

 

興味があるのは食べ歩きそのものではなく、そこから繋がるネットワークの広がりを大事にし始めている私達、勿論この切っ掛けも大切にしたいと思った。

 

7・8月の忙しい行脚を終え一息ついた所で、メールを下さった『辛味党』の小鳥さん宛に改めてメールを書く。

 

「9月の姉妹激辛行脚では、小鳥さんに紹介して頂いたお店のいずれかに伺いたいと検討中です。 『ド・ミソ京橋店』メガファイヤーか、『味覚(西新橋)』激辛麻婆豆腐になるかと思います。 そこでご提案なのですが、紹介者小鳥さん達『辛味党』との交流会という形に出来ないでしょうか。 」

 

連絡を取り合って、行脚の地は西新橋の『味覚』に決定、目的の品は当店自慢の『頂天石焼麻婆豆腐』である。

 

『辛味党』からは4人程参加するという。姉妹側からも仲間を募集しようとしたのだが・・・

これを切っ掛けに、ずっと希望していたことを実現させたい:激辛界では有名な方々がメンバーにいる『チームとんがらし』の方達との交流。

 

『チームとんがらし』からメンバー2人が、3姉妹がいつもお世話になっている激辛王樫野氏の飲み会の1つにいらした時に、その話を持ちかけると前向きな検討を快く承諾して下さる。

 

かくして、『辛味党』『チームとんがらし』『美人激辛3姉妹』3チーム夢の交流会が実現する運びとなった。

 

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『味覚 二号店』:新橋駅と虎ノ門駅の中間に位置する。

 

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参加メンバー:(向かって左から順に)

 

とんがらし 『チームとんがらし』 リーダー

小鳥 『辛味党』 幹事長

指田 『辛味党』 党首
なおネロ 『激辛3姉妹』 妹代理

SHINOBU 『チームとんがらし』 エース

池田 『辛味党』 1号(1番辛い物好き)
Gosho 『激辛3姉妹』 長女

そして撮影担当の私 Asuka 『激辛3姉妹』 次女

 

とんがらしさんは、あの『やぐら亭』の店主と家族ぐるみの付き合いをなさっている。

SHINOBUさんは、その『やぐら亭』の激辛ラーメン『ほたる』の何とレベル15の完食者。勿論最高記録で、今後もその記録は破られる事がないであろうと思われる。

『チームとんがらし』からは若頭のrikkyさん(『ほたる』レベル10記録保持者)の参加も期待されたが、出張が入って残念ながら不参加。

 

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『味覚』では二号店だけでなく2ブロック程北に離れたもう1つの支店でも、食べ放題+飲み放題=3,380円(2時間制)という嬉しい破格な企画を随時行なっている。

『頂天石焼麻婆豆腐』も含まれていて嬉しい限り。

 

今回が逸脱した激辛会であることをお店の方に告げ、始めのやり取りで、激辛が美味しいお店のお薦めの品々をお任せで出してもらうことに。全て「可能な限りの激辛で」と誰かがお願いする。中華なので大丈夫でしょう。

 

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最初が『エビのチリソース』

 

嬉しい定番。

リップリの大粒のエビの食感と、そこに絡み付く程良い甘酸っぱいソースとのハーモニーが、王道の神髄を貫いている。顔がほころぶ美味しさなので、辛さは殆ど感じないが文句は無い。

 

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かなり大振りの『餃子』

 

こちらだけは激辛は無理との事。

底がしっかりカリカリクリスピーなもちもち皮の中にジューシーな身がぎっしり詰まり、食べ応えのある餃子はひとつでお腹も大満足。

 

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辛さを求めたい場合はこの特製唐辛子漬けラー油を。

ただし一般的唐辛子なので、たっぷり使っても大して辛味は増さず油っぽくなってしまうだけなので注意。

香り付けと考えて使おう。

 

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食べ放題メニューにない『水煮牛肉』的な品が、シェフの嬉しい特別な計らいで提供される。

 

これは旨い、中華の様々なスパイスが上品に巧みに操られている絶品!

中華を激辛でお願いすると、大抵ラー油が大量に使用されるため、油だらけでしつこくなるのが問題になる。この1品も例外ではないが、殆ど赤身を使用した牛肉が驚く程柔らかく煮込まれていて、スープ内の八角やクローブという癖のあって苦手な人も多いスパイスが見事な脇役となって全体の味に素晴らしい深みを作り出していて、油っこくてももっと食べたい衝動にかられる。 香ばしい香りも食欲を促す。

シェフが是非食べて欲しいと一推しにするのも大納得。

唐辛子とラー油なので、そんなに辛くはない。

 

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その後に提供されたのが、今夜の主役『頂天石焼麻婆豆腐』

 

うお、咽せる!使用された唐辛子から飛び出たカプサイシンが、狂ったように大気中で暴れまくり、テーブル上に登場する前から空気一杯に主張する。

 

こちらが10秒程の動画。

http://www.youtube.com/watch?v=qhCiYpH5qEA

 

手を付ける前に数分感、皆で息が出来ない程咽せまくり、ゴホゴホとしばし咳き込む。タオルで花と口を抑え、目から溢れる涙が落ち着くのを待つ。

目をしばしばさせながら、覚悟を決めて口に運ぶと・・・

 

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あれ?全然辛くない。

目を開けられなくなる位咽せるのに、こんなにも辛くないのは何故?

それは「定番の四川唐辛子(朝天椒)を使っているからでしょう」と、激辛界大先輩のとんがらし氏。

 

山椒が効いた痺れファンには嬉しい美味しい1品なのは間違いないが、先程の絶品『水煮牛肉』の直後の所為だからか、味に深みを感じられない。避けられない程の多量のラー油のためにかなり油っぽくてしつこいのに、味は水っぽくて物足りないかなぁ。

ぐつぐつと10分経っても煮えたぎり続ける熱々のスープには、かなりの迫力があるのだが。

 

(麻婆豆腐に関しての批評はいつも特に辛口なのでご了承下さい)

 

唐辛子類って辛味度がそんなに強力でないものでも、油で炒めるとカプサイシンが空気に思い切り溶け込んで充満し咽せてしまうのね。

 

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『ネギチャーシュー』

 

ピリ辛で普通に美味しい。柔らかく癖の無いお肉が葱の香ばしさと心地良いハーモニーを口の中で奏でる。

感じる辛味度は一番低いかな。

 

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『中華風冷奴』

 

お豆腐に絡み付いたお酒との相性バッチリのピリ辛餡。

美味しいのだけれど、『水煮牛肉』と『麻婆豆腐』 の後で、そろそろしつこいラー油に限界を感じ始める。これは飽く迄も個人によって全く違う感覚だから、決して否定はしないのだけれど、脂系やこってり感が苦手な人間にはキツいな〜

中華で激辛をお願いすると、充分覚悟はしていたが、このラー油攻撃は避けられないのよね。

 

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『若鶏の唐揚げ』は大変クリスピー。

 

サクサクの衣の中でジューシーさを保っている柔らかい鶏肉も美味しいが、振り掛けのようにまぶされた揚げ唐辛子がこれまたさくさくカリカリのクリスピーで、しっかり残している『唐辛子』味をに塩味が絶妙に絡み付き、私のお気に入りとなる。これだけでビール片手にカリカリと食べ続けられる、辛目のスナック菓子のような感覚。

 

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『ナスの唐揚げネギソースかけ』かな?

 

餡がたっぷりで、こちらもピリ辛で普通に美味しい。

 

と、そこへ突然異変が!

 

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空気が一気に変わる。

この異様で不気味に漂う存在感は!?と考える暇も無く、目、鼻、口が一気に刺激で覆われる。

喉の奥まで攻撃されて咽せ、少しでも口中を楽にさせる為に咳き込み続けるしかない。鼻水が止まらない。ひりひりしてくる涙目は開けていられなくなる。

 

刺激の原因がまだ厨房から姿さえ現していないのに、この異常事態。

 

実は姉が遅れて来て、最初の『頂天石焼麻婆豆腐』 が現れた時のショッキングな体験を味わっていなかったので、お店にもう1ラウンドお願いしていたのだ。

それに違いない!

 

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「うわ、これは大阪の『ギロチン』をかなり上回る!」と咽せながら必死に叫ぶとんがらし氏。

背後で苦しそうに目をぎゅうっと閉じているお店の奥さん。

 

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口を塞ぎ、言葉を発するどころか息をするのも苦しそうな、今回の幹事役・小鳥氏。

 

2ラウンド目の『頂天石焼麻婆豆腐』 が遂に姿を現すと、口をタオルで覆い目を開けているのが苦しい状態で、写真を撮るのが精一杯になる私。

半分盲目で必死にシャッターを押し続ける私の頭の中には、iPhoneで動画を撮ることなど過りもしなかった。

という訳で、必死状態で撮った写真達を動画風にしてみるので、無理があるのは承知で、みなさん雰囲気だけでも臨場感を味わって下さい。

 

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料理をサーブする奥さんも死にものぐるいである。

 

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顔中を守りながら咳と涙と鼻水の地獄の直中でその場にいることだけでも必死なメンバー全員の中、ただ1人黙々と食べ続けるSHINOBUさん。

「さすが、凄いですね?平気なんですか?」と私が驚愕のトーンで問いかけると、「いやぁそんなことないですよ。」と2、3度咳き込んでくれたが、必死感は全く無い。私達に合わせてくれた?

 

これが『ほたる』レベル15を完食出来る、カプサイシンへの免疫で完璧に覆われた人間の体なのか。

 

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テーブルに設置されて10分経過後も、蒸気に溶け込む唐辛子の威力石焼鍋の中で煮えたぎる熱い迫力は、少しも衰える気配が無い。

 

ただ、お味の方は先ほどと同じ、そんなに辛くない(注:一般の方にとっては超激辛です)。

不思議〜

それだけ、目と鼻の粘膜はデリケートってことなのであろう。確かに口と胃は鍛えたり慣らしたり出来るが、目と鼻を鍛えようなんて思わないし、鍛えたくないもんなぁ・・・

 

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勢い絶頂の咽せるしか無い空気の中で写真を撮り続けているうち、ふと店内の背後の様子に気付く私。

 

1ラウンド目では私達のグループの他はお店の方達以外お客さんは全くいなかったので、私達だけで存分咽せまくっていたのだが、その後来店されて楽しい金曜の夜を過ごしていた別グループが、異常過ぎる苦しい空気の中に留まることが出来ず『全員』店外に避難してしまった!

 

カプサイシンをたっぷり含んだ大気が白く店内を包んでしまっている。

 

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写真達を観察すると、お店の奥さん、小鳥氏、指田氏、なおネロちゃんも一緒に逃げている(笑)

んー

ということは最後まで店内に残っていたのはとんがらし氏、SHINOBU氏、池田氏、姉と私、ということかな?

 

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その時避難者の中から、カプサイシンガスをかき分け勇敢に立ち向かう1人の青年が!

 

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未経験の異常事態に、好奇心がかなりそそられた様子。

しかし免疫の無い体では、好奇心だけでは味わうどころかにおいを嗅ぐことさえも苦しかったようだ。

 

みなさん、びっくりさせて、大騒ぎまでさせてしまってごめんなさい・・・

(恐らく)命がけで『頂天石焼麻婆豆腐』 を作って下さったシェフと、それを命がけでサーブして下さった奥さん、本当に有り難うございました。

 

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みなさんたくさん食べてたくさん飲んでたくさん咽せて、大変お疲れ様でした。

すっかり馴染んだ様子で、激辛家族のようになった?

 

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最後は姉に撮ってもらって私も参加。

みんなありがとう。次回はどんな交流会にしましょうか。

 

 
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