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「スープカレー100ボーガ」by「SHANTi シャンティ」高田馬場

2013. 8. 23 Friday

http://www.shanticurry.com/

 

*** 写真 & 文章 by 次女 Asuka ***

 

そう、あの『SHANTi シャンティ』のスープカレー。

激辛界では有名人の何人かが100や120ボーガを完食している、知名度の高い40ボーガ以上の激辛カレー。

何故今まで待ってしまったのかと言うと・・・コストパフォーマンス。40ボーガでプラス400円、100ボーガに至っては1,000円になり、カレーそのものより高くなってしまう。という訳で、そこそこ満足の得られる辛さを無料でアップしてくれる『エチオピア』の辛さ100倍や『からかうあ』の辛さ+150等を選んできた。

 

また個人的理由として、以前オフィスがSHANTi原宿店のすぐ近くにあり、時々ランチで伺っていて10回程40ボーガをいただいたが、その度辛さ度が違ったのだ。間違えたのでは?と疑ってしまう程食べるのが困難だったり、物足りないと感じる程あっさり完食出来たり。プラス400円でこのブレは適わないなと思い、辛さレベルの高い唐辛子は高価なことは知りつつも、100ボーガ分の唐辛子に1,000円を払う熱意は全く湧かなかったのだ。

 

しかし、激辛界で知名度のかなり高いこの地、いずれは姉妹行脚で通るべき道だとずっと思っていた。

 

そんな時に耳寄り情報、某共同購入クーポン社が何と『SHANTi』の割引券を出したと言う。

5月末に新店高田馬場店がオープンし、それを世に知って欲しいのが目的と思われる。

お得クーポン内容は:スープカレーとライスのセットにソフトドリンク付きで650円。

ということは、100ボーガ(+1,000円)にしても1,650円で、食後にゆっくりドリンクで寛げることも考えると悪くないかも。普通なら100ボーガにしたらカレーだけで1,980円だから。

 

これは遂にSHANTiをリーズナブルに試せるチャンス!と、早速姉妹達に声を掛ける。

2人に賛成してもらい、激辛仲間の間で仲良くしている1人のなおネロちゃんにも声を掛けてみたら是非参加したいと言う嬉しい返事。クーポンを4枚ゲットする!

 

記録を塗り替えてしまう暑さを駆け抜けている真っ直中、金曜の夜にお店の前に集合することに。

ところが当日悲しいお知らせが。

異常な暑さにやられたのか、妹が体調を崩しお腹が痛いと言う、激辛どころではない。

ああ、あのSHANTIを一緒に体験出来ないのか・・・とがっくりくるが、仕方が無い。

クーポンはばらせないようなので、出来れば一気に使いたいなと、姉と2人でツイッターで急な参加を募ってみると、快く釣れてくれたのがアグサさん。

姉妹行脚参加は2回目のアグサさん、そう言えば1回目も去年の8月、猛暑の直中だったね!

 

『SHANTi 高田馬場店』は、JR高田馬場駅早稲田口から北に徒歩三分程歩いた便利な場所に位置している。

 

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おお!確かにあの『SHANTi』だ、と士気が高まる。

夜8時に集合して4人でお店に入ると、25席程のこじんまりした店内にお客さんは2人連れ1組のみ。

池袋店と渋谷店はそこそこ知られてき始めたが、原宿店が有名過ぎるだけに、まさか高田馬場にあるとは思わないのだろう。私自身、クーポン情報を耳にした時「えっ高田馬場に?」と思ったもの。

 

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清楚であったかいトーンの店内は非常に居心地が良く、食欲が増す美味しい雰囲気を演出している。

 

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クーポンで追加料金無しで選べるメニューは

・ミートボールサイゴン(サイゴンスープ)
・MOMOと野菜のスープカリー(オリジナルスープ)
・ベジタリアンのスープカリー(オリジナルスープ)
・エッグと野菜のスープカリー(オリジナルスープ)
・ミートボールと野菜のスープカリー(オリジナルスープ)

 

ベジタリアンを食べて少しは肉の旨味が欲しいなと物足りなく感じた経験があるので、私は以前から気になっていた『MOMO(ギョーザ)と野菜』にする。

 

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こちらが辛さチャート。メニューに載っているのは40ボーガまで。

 

なおネロちゃんがメニューブックのどこかに書かれていた『ボーガ』うんちくを発見。どうやら天国の意味らしい。そうか『忘我』かな!?お店に訊いてみよう(と思ったのに忘れて帰ってきてしまった)。

 

追加料金を出せば無限に辛さアップしてくれるらしいが、店舗によってはある程度で断る場合もあると聞く。

たとえ辛さを物足りなく感じたとしても、辛みだけに1,000円より多く費やす意志は初めからない私。同意見の姉は『ミートボールと野菜』を選択。

100ボーガを作って頂けるか、お店の人にお願いしてみよう。

因みに高田馬場店のシェフは、あの原宿店で3年間スープカレーを作っていたそうだ。

 

アグサ氏は40ボーガを食べたことがあると言う。なおネロちゃんはSHANTi未経験。

2人とも辛さレベルに迷っているので、4ボーガ(4までが辛みアップ無料)を2回食べたことのある私、4ボーガだとコンソメスープ的で深みが感じられず、辛さだけでなく旨味も減少すると思う、とアドバイス。

タイの激辛青唐辛子プリッキーヌで辛さをがつんと加える分、それにスープの味が負けないよう他のスパイスやハーブもバランスを考えて増やしていると思われ、その為スープのコクが熱くなり厚くなる。

 

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左上:アグサ氏『ミートボールと野菜』40ボーガ

右上:なおネロちゃん『MOMOと野菜』40ボーガ

左下:姉『ミートボールと野菜』100ボーガ

右下:私『MOMOと野菜』100ボーガ

 

100と40ボーガの違いが一目瞭然である。奥のオレンジ色に輝く40ボーガ2つに比べ、手前100ボーガ2つは明確に量が増し、赤黒い威厳を醸し出している。これはナツメグやオールスパイス系が増えているなぁ。この色は乾燥粉末のチリの色を彷彿させるなぁ。

 

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恒例の写真を撮るシーンを姉に撮られる私。

 

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こちらがなおネロちゃんの『MOMOと野菜』40ボーガ

 

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私の『MOMOと野菜』100ボーガ

器を手に取って少し傾けてみると、40ボーガだとまださらっとしたスープカレーらしさを留めている液状のスープが、ずしっと固形に近くなっていて、こぼれそうになるどころか、どろりとゆっくり動くだけ。

 

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ビールも揃ってうほ♪

最近量が減ってしまった原宿店のライスと違い、こちらのライスは従来通りのたっぷりサイズ。こんな脇役はとっても大切。

いただきまーす。

体積度も含めた量に閉口した私、これは完食するには多いなと思い、ライスにはあまり手を付けずひたすらカレーを攻め続けることにする。

 

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おお!美味しいではありませぬか!

告白します:

実は姉も私も今回は味に期待は殆どしていなかった。

 

原宿店の近くにあったオフィスに勤めていた時は、他の激辛料理店を全くと言っていい程知らず、『美味しい激辛』という発想すら無かった。その後数々の激辛料理との出会いの後、特に感動したこともないSHANTiの味は薄れてしまっていた。故に『あの』SHANTiでという今回の行脚は通るべき『激辛の王道』として割り切っていたのだ。

 

姉もSHANTiの40ボーガは数回食べていて、他店でも『辛さを増すと本来の味が負ける/死ぬ』料理を散々経験してきて、SHANTiは不味くなる訳ではないが、辛くなることによって旨味も増すカレーで言えば『からかうあ』や 『エチオピア』の中で、SHANTiは特記する所が無く忘れてしまう味だったのだ。

 

ところがこの期待の無さが吉と出て、予想外の美味しさに2人で顔を見合わせた。

「結構やるねぇ、シャンティ!」

文字通りの体積だけではない、味の濃厚さが心地良い。

 

が、旨味はそれなりに負けていないが、スパイスの複雑味がどこか物足りない。好みの問題になるのか。カレーというよりイタリアンのトマトバジルスープ的になるマジックスパイスの虚空200と比較すると、充分インド系のカレーらしさが出ていて、カレー好きにとっては満足出来る味だと思うのだが。一口毎にスパイスや素材が異なった主張をして、口の中で飽きないダンスを最後まで繰り広げ続ける『エチオピア』のダルカレーと比較すると単調に感じられ、食べ進めて行くうちに深みと変化に物足りなさを感じてくる。

 

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MOMOとはチベットやネパールやタイなどでギョウザのこと。一口サイズのこのMOMO、40ボーガ以下のさらさらスープには水餃子的に合いそうな気がするが、ここまでどっしり濃厚なカレーにはちょっと邪魔な重い存在に感じられる。ニラの香りが深みを与えるのではなくしつこい印象となって最後には飽きてしまう。

ミートボールの選択にするか、Simple Is The Bestでプラス100円のチキンを選ぶのが正解だったであろう。

 

口で感じる辛さには割と弱い姉は、「辛い!辛い!」と言ってライスを頬張りながら格闘していたが、私はライス無しでも割と楽に食べられた。ただ姉より私は胃が弱いので(勿論一般の方に比べたらハガネであるが)、途中熱くなる胃と相談しながらのゆっくりペースで完食。

発汗量はエチオピア100倍やマジスパ虚空200に比べるとかなり少なかった。クローブの量は比較的少ないと思われる。

 

ハバネロ、ジョロキアやスコーピオンと比べると数段レベルが落ちるプリッキーヌ、実は姉はこれが苦手。しかしSHANTiは大丈夫なのだとか。プリッキーヌを丸ごと使う例えば『イエローカンパニー』と比べると、『SHANTi』は種を抜き取ったものを刻んで使用してくれる。これが食べ易い。不快な硬い感触がないし、そう言えば嫌なタイプの苦みも少ない。その為プリッキーヌ自体が主張しない名脇役的存在となっている。

 

上の写真で緑にぷつぷつと光っているのが『プリッキーヌ [pʰrík kʰîː nǔː]』ちゃんね。因みに英語では『Bird's Eye Chili(バーズ・アイ・チリ=鳥の目トウガラシ)』と言い、50,000–100,000 スコヴィル(SHU)を記録している。

参考:

ハバネロ 100,000 – 350,000 SHU

ジョロキア 330,000–1,032,310 SHU

スコーピオン 500,000-1,463,700 SHU

 

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奥の姉の器と手前の私の器。

 

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なおネロちゃんも、ひーひー戦いながらも勝利!

アグサさんはあっさり美味しく完食して、この時は器は持って行かれてしまっていた〜

 

その後は東ハト研究者・開発者であるなおネロちゃんのマツダセブンでのサーキット話に皆でシビれ、プロデューサー・ライターであるアグサ氏の心強い今後のアイデアと支援に心を打たれ、閉店ギリギリの時間まで美味しいワインで会話を楽しんでしまったのである。

 

快い時間を提供してくれたSHANTi高田馬場店、感謝!

 

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今回のメンバー。本当に楽しかったよ。これからもよろしくね!

 

 
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