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「100倍カレー」by「カリーライス専門店エチオピア本店」神保町

2013. 5. 21 Tuesday

http://www.ethiopia-curry.com

 

*** 写真 & 文章 by 次女 Asuka ***

 

『エチオピア』は1988年創業と言うから、現時点2013年で25年も経営している、独創的なスパイシーさが超人気のカレー屋であり、神保町を「カレーの聖地」と呼ばしめた立役者の1人。

エチオピア共和国にカレーは無いが、元のコーヒー専門店の店名が残ったものだそう。


無料で辛さを『70倍』にまでしてくれることで有名だが、実は『100倍』まで可能。けれど巷の情報では辛さはあまり変わらないようなので、 逆にその“変わらなさ”を楽しむのも面白いかも?

因みに神保町の本店では辛さ『70倍』が定番だそうで、周囲の店員さん&お客さん達からの驚きの反応はないとか。


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火曜日の神保町に、仕事帰りの7人が『エチオピア本店』前に集合する。

 

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今回のメンバーは、まず女性からは#10『参鶏湯』で奮闘し、前回#15『マジスパ』では一般の激辛レベルに落胆したmamiたん。

***妹の写真はベタにボケさせてもらった、許せチワちゃん!***

 

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男性陣からは一般をとっくに超えているモンスター達(信じないかもしれないが私からの褒め言葉)が集まる。奥から#13『からかうあ』で初登場の、現在自宅でトリニダード・スコーピオン(去年迄のギネスブック1辛い唐辛子)を育てているKarlさん、そして姉妹行脚では5回目の参戦でいつも面白く応援してくれてる友人的存在いなぞーさん。

 

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やすさんは1月の『芝の鳥一代』以来、またもや平日だというのに駆け付けてくれた。

 

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店内はエチオピアカリーファンのお客さんでごった返していて、2階は2名ずつバラバラに6名までしか座れない状況。1階は手前がこのようなカウンター席になっていて..

 

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その奥に小さな半個室状態のスペースがあるのだが、そこも6席しかないとか。1、2階に別れるのも辛いなと、作戦を全く立てていなかった私は焦る。

うろうろしていても、次から次へと入ってくるお客さんに迷惑なので、とにかく食券を購入しようと姉が提案。システム的に、『からかうあ』のように様々なメニューと辛さを皆で食べ比べるというのは無理だということを察し、それぞれが好きなカレーと辛さを選択することにする。


メニューはチキン・ビーフ・野菜・豆、またそれぞれと野菜の組み合わせ。材料によって旨味が変わり、スパイスもそれぞれ変えるらしい。

***メニュー写真は撮っていないので食べログから拝借***


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様々な豆が使われて楽しい豆カリーはソースが全く違うという情報を得ていた私。チキンのソースはクローブががつん、豆カリーはクミンの香りが強くマスタードシードが沢山とか。レビューやブログから、豆カリーソースの方が自分好みではないかと本能的に思っていた。

それでも前回のマジスパでは、動物系のコクと旨味が物足り無くなるとの結論に至ったため、チキンにすべきではないかと直前まで悩みまくっていた私に、救世主いなぞーさんの一言が。

「チキン豆ありますよ!」

即決定。『チキン豆930円』と『ハートランドビール500円』を購入。


それぞれがメニューを決めている間、お店の方が、1階奥の6人席スペースに椅子を1つ追加し7人で入れるようにと粋な取り計らいをして下さる。大変有り難い!有り難うございます!


これがその奥スペース。一番奥にある扉は客は利用出来ない裏口。


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どうやら全員が辛さ『100倍』を頼んだらしい。道理で最後近くに私が食券を渡した時に店員さんの方から「100倍ですか」と訊かれた訳だ。辛さ度を比べることは出来なくなった訳だが、折角100倍にまでしてくれるのに70倍とかまさか30倍とかそんな勿体ないことは誰もしたくない(笑)


無料のお通し(?)のゆでじゃがいもはなんとお代わり自由。カレーを待っている間、ハートランドビール(500ml)と一緒に楽しむ。

 

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まず登場したのがやすさんの頼んだ『ビーフカリー100倍』


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次にKarlさんの『チキンカリー100倍』

やけに赤く写ってるわね。

 

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妹の『野菜カリー』(100倍は以下省略する。)

 

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姉の『チキン・野菜ミックスカリー』

ミックスは器が一回り大きく厚い。

 

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mamiたんの器を撮っていなかったよ!チキンだった?


いなぞーさんの『ビーフ・野菜ミックスカリー』(で合ってる??)

 

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こちらが私の『チキン豆カリー』

『豆カリー』はご飯が別皿になって付く。

 

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「やっぱりあんまり辛くないね。あ、辛いかな。」と食べ進めるやすさん。

mixiってるいなぞーさん。

 

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いただきまーす。

 

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おお〜♡美味しい〜♡♡♡♡♡♡

噂通りの素晴らしいスパイス使いだ!ひよこ豆(チャナ)とレンズ豆の存在を確実に感じる。インド&ネパールダールカレーに入っているような豆達だ。ダールにもムングダールとかチャナダールとか色々あるようだから、この楽しい多彩な食感の違いから本格的にミックスしているのかも。


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食感の楽しさも勿論だが、何よりも感動したのがスパイスの味わい!何と、一口一口毎に主役になって口中で主張する香りが違うのだ。まずクローブが後頭部に向かって突き抜けるように広がる。次の一口ではクミンがどかんと弾ける。そしてローリエの美味しい苦みがじわりと滲む。次はカルダモンがふわりと踊る。

この独特な甘さはマスタードシードからか。

同じく独特な甘さを持つキャラウェイはチキンに合うんだよね。

コリアンダーは葉であるパクチーほどの強烈さはないが、独特な爽やかな香りが食欲を増進させる。

ともすると主役を倒しちゃう個性のあるフェンネルを微妙に使うことで、エスニックさを壊さず脇役として巧みに演出してくれてる。

脂っぽさは殆ど感じずそんなにどろりとしていないのに物凄い深いコク。材料と出し(スープ)と調味料とハーブとスパイスが巧みに何層ものレイヤーになって一気に口の中で弾けて溶ける。満足感を充分にもたらすさらっとし過ぎていない質感は、私にとってのカレーとして理想的。しつこさが皆無なので、飽きること無くいくらでも食べ続けられそう。


この100倍カレーの辛さはハバネロやジョロキアのようにいきなりがつんと来ないが、他のスパイス達との融合化によってじわりじわりと体中に浸透していき、気付くと汗が滲み出てくる。額に、頭部に、首回りにと、心地良い汗が溢れ出てくる。

激辛度レベルを考慮してみると『大沢食堂極辛カレー』より断然辛いが、『からかうあ150倍カレー』よりは僅かに落ちるかという印象。しかしスパイスの使い方やスープストック・材料の違いによる味と食感の違いから、単純に比較するべきではない。この3つについては、それぞれが個性的な美味しさを表現した辛いカレーと言えるだろう。

何だろう、運動してる時に出てくる汗って気持ち良いでしょう?体に良いことをしているって、正にそんな感じ。文字通りに口で感じる旨味だけでなく精神的に感じる美味しさ、だから健康的な食べ物って好きなんだよね。

香辛料とハーブ達が化学反応を起こして、心地良く体の中に溶け込んでいるよ。


香ばしく揚げてあってクランチーな食感を楽しめるこの唐辛子にもしっかり味がついていて、本当に美味しい。


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嗚呼美味しかった!!


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男子学生が喜びそうな噂通りのご飯の量は完食出来なかった。勿体ないので、女性や小食の人はご飯少なめにするといいね。


正直な感想を言うと、やすさんの『ビーフカリー』と姉の『チキン・野菜カリー』を味見させてもらったが、『豆カリー』のソースと比べると水っぽく感じた。特に野菜カリーはブロッコリー等から滲み出る水分でほんの僅かだがコクと旨味が薄まっているイメージ。

勿論充分美味しいのだが、私はコク・旨味・風味・そして質感をバランス良くしっかり閉じ込めた『豆カリー』のソースを好む。

『豆カリー』以外の、ご飯とカレーが一緒に出てくるお皿は、食べているとやがてお店の名前が登場する演出。これは妹の器、やっぱりご飯多かったね〜

 

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途中で店員さんにじゃがいものお代わりも勧められ、ハラペコさんも満足した様子。

爽快な汗をかきながら、みんな美味しいカレーに大満足。ね、激辛度を最初から期待しないと、辛さが満足出来なくても美味しいと言う事実で充分満足出来るもの。

ま、確かにホットソースを持参して使用しているメンバーもいたからね。


そうそう、あのやすさんが今回はウルデスではなく『ジョロキアパウダー』を持参!このパウダーはどんな料理にも合って、味を壊さず満足出来る辛さを与えてくれ、おまけにボトルソースと違って軽く、携帯していても割って壊す心配も無いので、早速やすさんのお気に入りになっている様子。

で、そのパウダーを見て「あぁ、それ持っていたけれどあんまり辛くなくて〜使い切っちゃった。」と言うmamiたんに向かって、「使い切ったって、1回で!?」と本気で言ってしまった私、どうやらmamiたんを本当にモンスターだと思っているようだ(褒め言葉だからね)。

 

来月はちょっと面白いことを計画中♪


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