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「激辛麻婆豆腐」by「東坡(トンポー)」原宿

2012. 9. 14 Friday

http://tabelog.com/tokyo/A1306/A130601/13001276/

 

*** 写真 & 文章 by 次女 Asuka ***

 

ラーメンとカレーのローテーション化してきたこの行脚、今回は趣向を変えて四川中華を楽しもうか。花椒系の痺れが大好きな我々姉妹、前回が究極の辛さ追求だったので、今回は自分達の好きな美味しさを求める旅に。
辛さで人気のある四川中華のお店は首都圏内に沢山あるが、一人旅を続けて来たゴショを筆頭に3人ともまだ行っていない場所に今回は行きたい。


そんな成り行きで決まった『東坡 (トンポー)』はウラハラにある。生ピッキーヌを使用する、120ボーガで有名なあのスープカレーの店『Shanti』のすぐ傍。
ここの麻婆豆腐が、爽やかな痺れで有名らしい。

 

今回集まったのは姉妹の他3人。その1人として、今回は久々に大物に登場して頂いた。


チャンプ:テレビチャンピオン第3回激辛王。彼のオフ会に参加したことにより、現在の私の美しく楽しい激辛世界が繰り広げられることになったと言っても過言ではない。姉妹行脚に参加は、3月の第3回『カーナ・ピーナ』以来。

 

ピョンウ君:韓国人代表としての初参加。中学の時から日本の文化を愛し日本語を学び、現在東京生活4年目。クリエーター生活を楽しみながらも、日本での激辛の物足りなさを感じていた所で、私との出会いがあった。

 

やすさん:毎度お馴染み、ウルトラデスソース中毒で有名な(笑)私達の協力者で仲間。激辛に飢えているピョンウ君の為に、今回はウルデスだけではなく『The Source』の持参をお願いした。新しい逸話やオモロイコメントに期待したい。

 

若い女性でごったがえしている原宿に集まったのは、仕事を済ませてまだまだ続く暑さの中ビールが恋しい金曜の夜。
トンポーは全予約制。口コミなどを読んでも店の規模がいまいち把握出来なかった為、参加者が確定した所で早めに電話で6人分の予約を入れる。ご主人らしき男性が、流暢ではないが割と上手な日本語で対応してくれる。
原宿駅での待ち合わせ組が多少遅れ、お店に直接向かったチームと合流したのが夜7:40頃。妹チワコちゃんが来て皆揃ったのが8時近く。店内はテーブル席1つに、7人位で一杯になりそうなカウンター席。テーブルも6人では結構ぎゅうぎゅうな思いをする。狭い。
自ら『オタク』であると主張するチャンプが、現在キャラクター作りを中心とした仕事に活躍中のピョンウ君と話が弾む!

 

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早速始まる楽しい会話をつまみに、チワコちゃんを待つ間飲み物をオーダーしようと、カウンターの向こうで作業をする奥さんに飲み物メニューを尋ねると、『ビールと紹興酒とウーロンハイです』と。

 

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今回は6人中お酒を飲まない人がいるんだな〜 やすさんとチワコちゃん。すると、
『お茶あります、お茶』と、自家製の緑茶?的な薄い液体が透明ペットボトルからコップに注がれる。この時、この薄い液体が1杯500円するとは誰も思いによらなかった…

 

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リサーチや予習や準備はせず、自然体でふらりと楽しもう!と、第5回の『凪』で学んだ私であるが、全くの情報無しというのはゲストを迎えるのだから宜しくない。当日になって、空いた時間で食べログの口コミを読んでいた。『こんなもんか…』『クセになる』『美味しい』『物足りない』と、様々な意見があるのは問題無い。人気店に限ってアンチが必ず存在する。そもそも今回は辛さ追求ではないので、美味しい麻婆豆腐が食べられれば良い。
と、突然気が付いたのが。
口コミに添付される、予算欄。平均7,000~8,000円ですと!?
ぎょっとして口コミを読み進めて行くと、コスパの酷さを嘆く意見にぶつかる。ちょっと食べて飲むと10,000円近く行くらしい。中華は安い物ではないことは知っているが、それはちょっと困る。

そんな心積もりがあった為、物凄く驚きはしなかったとは言え、食べ物メニューを見ると平均2,500円の品々。
どれだけ大きいん?

 

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メニューを見て流石にあれこれ注文する気持ちにはなれないメンバー、取り敢えず目当ての麻婆豆腐だけを注文することに。中サイズが2,500円で、大が3,500円。中を2つとの意見もあったが、値段を見て大サイズ1つに決定。
『とても辛いですよ!』
と、奥さんからの台詞。それに対して『いつもより辛くして下さって結構です』と淡々と答える私達。
こんな値段だから、余程大きいのだろう。どのくらい大きいのだろう。
4人用に頼んだ3本の瓶ビールと会話を楽しみながらカウンター越しに厨房を伺うと、鍋にたっぷりと作られ始める麻婆豆腐、きっとあれが私達のね、との胸の高鳴りを裏切って、それはカウンター席の常連的な人々のもとへ。
それから暫く作業を開始する様子の無いご主人。そんな様子も口コミで読んでいた。料理が出るまでかなり待たされたため、紹興酒を飲み過ぎてかなりの金額になったとか。
それが作戦なのか?
店のペースに翻弄されず、ゆっくりと会話を楽しむ私達のテーブル。


そんな時に、美しい日本人女性がドア越しに現れた。
『あの… 2人分予約しているんですけれど…』
かなり困った様子で懇願の表情をカウンターの向こうに投げかける女性。
席はカウンターに1つ余っているだけ。私達のテーブルも、既にかなり頑張って詰めている。あら可哀想だな、この人。行き違いかしら。
すると!
驚いたことに!
ご主人も奥さんも、全く無視しているではないか!
これは、外国人だとか日本語が得意ではないとかの問題ではない。
この辺で、私達もこのお店のキャラクターが見えて来た。そんなお店に協力する気持ちにはとてもなれず、申し訳ないがその女性には黙っていた。
懇願を無視されて帰った女性は、このお店に二度と来ることはないであろう。

注文後20分程してやっと登場した麻婆豆腐。

 

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愕然。
小さめのうどんの器のようなものに波波だが…

 

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背後のグラスは、よくある小型の瓶ビールグラス。それと比べて頂きたい。
3,500円?
高過ぎませんか?
6人では、お腹一杯にするにはこれが4つは必要だなぁ。
メニューをちゃんと見ていなかったやすさんは、後でそれが3,500円だと聞いてぶったまげていた。
確かに、美味しいには美味しい。辛さもそこそこのパンチがあるし(ただし予想通り激辛にはほど遠い)、四川の深みのあるスパイスが効いている。爽やかな痺れは花椒ファンには嬉しい。ただ、この量ではねぇ…

 

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取り分けると一人分がこの程度になる。

 

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『うはー、痺れる、痺れる!!』
唸りまくるのはやすさん。そう、痺れも辛さ同様、慣れていないと結構厳しいものなのよ。ウルデスで鍛えた彼の舌、痺れ対策は不充分だったらしい。

 

勿論、辛さ度には全く問題無く完食。

 

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お腹一杯にはほど遠く、追加注文した2本の瓶ビールのこともあり、何かもう一品オーダーしようということに。
メニューを再度頂き、『他に辛いものはありますか?』と尋ねるやすさんに向かって、『甘辛いのは…』と答える奥さん。『いや、甘くない物をお願いします。辛い物です』と速攻で答える私達に対して、言葉に詰まってうろたえる奥さん。
そんな時。
既にぎゅうぎゅうなお店に現れた白人客2人。雰囲気から常連であることが分かる。先程思い切り無視されて帰って行った可哀想な女性客の後である、その対応は…
『そこの椅子、下さい』
と私達に向かって指差すご主人。
再度述べるが、かなり詰めまくっている私達である。チャンプと私の間にひとつ余っている椅子と言っても、赤提灯にある腰掛けのようなかなり小さいもの。荷物も一生懸命まとめて、居心地が悪くても静かにしているのに。

『出よう。』
と立ち上がったのがチャンプ。
お店に協力するつもりは先程の事件で既に無くなっていたが、嫌な客になるつもりは勿論ない。が、このお店に気を遣う必要は一切無いことをこの瞬間に悟った。
会計を済ませると、500円のお茶、そしてビールは730円、麻婆豆腐3,500円也。

 

うーん、再訪は考えてしまうね。

 

空いたお腹を抱えた6人、原宿駅の近くの居酒屋で、それから真夜中近くまで楽しいひとときを過ごした。普通の値段でね!
そこでチャンプが言ってくれた。本心も勿論あるだろうが、フォローしてくれた部分もあると思う。
『全てが管理された飲み会 – 管理された料理、飲み物、人数、時間、場所… そこでは絶対出来ない貴重で面白い経験を俺たちは出来たんだぜ!今後一生あの中国人夫婦の話をネタに出来るんだ。』
少量のオーダーしかしなかったから、ダメージは少なかった。そして、確かに土産話はたっぷり出来た。高くてサービスが悪くて居心地が非常に悪い店での短時間での経験を、不思議と失敗とは思わない。逆に、チャンプの言う通り面白かった気がする。それも気の合った激辛仲間と一緒にいたからであろう。
良いお店と料理にばかりに当たっていたらメリハリが無い。こんな凄い(酷い)体験があるからこそ、美味しい激辛や素晴らしいお店に出会ったときの有り難みが倍増する。

二次会の場でのんびりとお酒と会話を楽しみながら、お店の人からの許可を確認して、持ち込んだ激辛スパイスを満喫。

 

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これで激辛に飢えていたピョンウ君も大満足。

 

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しかし流石だね、激辛レベルの域を超越していると自負している我々の中でも、この『The Source』を一口舐めたらそれ以上口にしようとは思わない。自殺行為になり兼ねない。が、ピョンウ君は3口舐めて、やっと満足。『凄いですね!』と満面の笑顔で嬉しそう。いやいや、凄いのは貴方の方ですよ!

 

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そして姉の度肝を抜いてくれた妹 --- チワコちゃん、実はタバコを吸うとな!

 

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かれこれ9ヶ月近くの付き合い、毎月1度以上会ってきた姉さんは驚きましたよ。
珍しくタバコ組の多いグループでしたな。ゴショと私は吸いませぬ。

 

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毎度の如く、他では味わえない激辛話を心の底から楽しんだのであった。

 

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付き合って下さった今回の参加者の皆さん、有り難うございました。

 

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第9回目になる10月行脚は、3姉妹だけでまったりと行う。場所や内容については今回は極秘である。さてどんな出会いとエピソードが待っているか、どうぞ報告をお楽しみに。

 

 
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