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「地獄のつけめん」by「ラーメン凪 炎のつけめん 西新宿2F」西新宿

2012. 6. 11 Monday

http://www.n-nagi.com/store/hono

(2014年閉店)

 

*** 写真 & 文章 by 次女 Asuka ***

 

『地獄のつけめん』の情報提供者は、7月の第4回目から参加してくれている、腹違いの双子の相方(なんのこっちゃ)goshoチン。
彼女の激辛情熱もハンパではない!覚醒の旅を個人で繰り広げているが、情熱を分け合って膨らませよう、ということで3姉妹が生まれた。

『凪』は新宿や渋谷、駒込、そして香港にまで経営を展開しているラーメン屋さん。それぞれの店舗によってメニューや味が異なる。
今回の店舗は『西新宿 2F nikai』。1Fの『凪』は煮干しだしの中華そばを専門にしているので、激辛の地獄のつけめんを目指して行かれる方は気を付けて欲しい。

本番1週間前に、まずは私と妹2人で下準備に。と言うのは『地獄』に挑戦するにはまず『5辛』をクリアせねばならぬと聞いたから。
しかし『5辛』で満足する訳が無いことを知っていた姉妹、駄目元で『地獄』を頼んでみる、すると初来店なのが明らかなのにも拘らずすんなりとOK。

 

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大変爽やかなお兄さん2人が私達の完食に感動してくれ(グループ全員で頼まれることはまず無く、完食も10人に1人位とか?2人で頼んで2人で完食は凄いらしい)、私達の激辛行脚話にも興味津々。
1週間後に4人で来ることを告げ、4人一気に地獄を頼んでも迷惑ではないか尋ねた所、全く問題無い、『お待ちしてます!』とのこと。
狭い店内だが4人テーブルもあるとのことで、まだ一度も行脚に参加してもらってなかったMr 辛友に特別ゲストとして応援参加をお願いしたのは、美味しそうな炎おつまみを何品か味わいたかったから。

 

さていざ本番の日。

 

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『地獄』を完食したのなら、本番は必要ないのでは?と今思ってらっしゃるアナタ、一般人には体験出来ない裏技の追求が今回の目的。3姉妹とも地獄を経験している訳だから、今回の目的は地獄の更なるパワーアップ !!

 この1階に吸い込まれそうになるのを耐えると横に階段が…

 

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この狭く急な階段が地獄への、我々にとっては『天国への階段』となるか?

 

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まずはずっと気になっていた『炎のおつまみ』からオーダー。ビールに合いそうだから、飲むしかないでしょ♪ちなみにおつまみは日によってあるもの、ないものがあるようだ。

『火山のポテトサラダ』は、全く辛くなかった。形が火山に見えると言う意味だったのか・・・
『炎の餃子』は、自家製のモチモチした皮が美味。花椒が効いた麻婆の具が個性的。ボリュームもある。

 

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ビールも満喫して、では頼みますか、『地獄のつけめん』(950円)辛みアップを4人前。
『炎のつけめん』の辛さレベルに関するこの黒板、大袈裟だと思われるがこれが一般人の反応なのか。

 

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『地獄』はかなり手間と時間がかかる品なので、普段は2人前ずつしか作れない、と言うか、一気に頼まれることはまずないらしい。今回はたまたま客が少なかった為、一気に4人分を相手にして頂けることに。
その珍しい4人前一気制作中を激写。笑顔も接待も素晴らしい爽やかお兄さん。

 

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『地獄』にしか付かない、特別トッピングが麺の上から施される。ラー油の中で弾け踊る唐辛子の塊。

 

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極太の麺にはオリジナル麻婆が絡まれしっかり味が付いている。強い花椒の香りから、一般の赤ではなく珍しい青花椒を使用していると予想される。これは大盛り(300g)の写真。炎は大盛りまで無料だが、地獄は並盛り(200g)限定。が、今回は特別に小盛り(150g)・大盛りに対応してくれた。

煮干し出しのつけだれには、このように大量の唐辛子が。

 

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角切りのチャーシューと、歯応えの良い極太メンマ。この写真の麺は小盛り(150g)。

4人分がテーブル上に揃う。

 

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唐辛子トッピングを 麻婆が絡んだ麺を混ぜるとこのような状態に。唐辛子の辛さと花椒の痺れのバランスは素晴らしい…
大盛り

 

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小盛り(極太麺の隣にあるのは“一反も麺” )

 

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しかし。
食べ続ける4人に長い沈黙が覆った。
問題はつけだれの塩分であった。
goshoチンが割りスープを貰ってトライしてみるが、それでもかなりしょっぱい。麺にすでにしっかり個性的な味が付いているから、このたれにつけて食べる意味があまり感じられないし、かなりしょっぱくなる!スープ好きの私も、ご飯を入れておじやにした後、それ以上塩分を採る気にならずスープを残す。れんげですくうご飯には、底に溜まった大量の唐辛子がたっぷり。

 

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そして大量のラー油も気になる…

 

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料理をこよなく愛する私、日々作る時に一番気を付けるのがこの塩っ気。過去に稀にある失敗の原因は、必ずと言って塩分である。しょっぱすぎる料理は致命的。頑張って薄めても、それによって他のだしやハーブやスパイスも消えてしまう。
そんな訳で、全員がつけだれを残す結果に。今夜は喉が渇いて眠れないかも。

 

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【反省点】
まだなかなか自然体で気楽に出来ない私、第4回の『大沢食堂』でもそうであったが、どうも力を入れて考え過ぎてしまう性だ。
下見に行ったのがそもそもの間違いだった。4人での地獄を予告したが故に、お店のお兄さん達にプレッシャーを与え、力ませてしまったのではないか。実際下見の時の方が辛く美味しかった。たれのしょっぱさは感じたが、煮干し出しの良い香りと旨味を味わえ、パンチある辛さで気持ちの良い汗もかいた。
今回は、辛さアップをお願いした私達のリクエストに精一杯応えてくれたのだが、その為折角の旨味を唐辛子の協力な風味が殺してしまい、出しの香りも味も全く感じられなかった。
「辛過ぎましたか?」と尋ねるお兄さんに、以上の事柄を率直に告げ、それらが私自信の責任でもあることを述べる。
「普通の地獄のバランスは、辛さも痺れも旨さも丁度良いと思います。辛さアップは敢えて避け、デフォルトで行った方がいいと思います。」と私。
それに対して、私達のリクエストに特別に応えてくれたにも関わらず「では地獄は今後はデフォのみですね」と謙虚に受け答えてくれるお兄さん。

久々の味を楽しみにして来たgoshoチン、がっくりときてしまい、見ている私も悲しかった。
や、不要な気負いを持って意気込んでしまった私の失敗である。

期待は失望の母と言うが、寄り道編『サフラン』の場合のように、喜びは意外な所からやってくる。驚きの発見の為には、細工や仕掛けや期待は無しで、自然に飛び込むのが大事だ。
料理は生きているもの、作る日、素材、人、天候、様々な要因で味も香りも歯触りも微妙に変わってくる。だからこそ、作る側と食べる側の不必要な期待やプレッシャーやそこから繋がる無意識な小細工をなるべく避けるため、これからは思いつくまま気の向くまま!のスタンスで行きたいと思う。

 

・・・ってか、つくづく私は幹事に向いとらん!

 

皆さんお疲れ様でした。goshoチン、チワコちゃん、 失敗ばかりの私であるが、これからまだまだ長い行脚の道、末永く頼む。Mr. 辛友、今後もゲスト出演よろしく、幹事苦手の私にどうぞアドバイスを!

 

全体的には、反省会も含めていつものように大変楽しいひとときであった。1人での行脚をされている方は多いと思う。しかしこのように同じレベルが集まって一緒に経験をすると、そこから生まれる喜び、楽しみ、学ぶ物は倍増以上に膨らむ。ホントだよ。
一般人に味わうことの出来ない、『激辛』の中の奥深い旨味や風味や刺激を、一緒に発見体験そして語り合う事により、激辛人生がより豊かになるのである。
1人黙々と激辛旅を続けられている方々、特に女性、興味があったら是非我らに声を掛けて下さい!一緒に激辛の幸せ&覚醒を追求しましょう!

 

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